ターミナル・エクスペリメント
ロバート・J. ソウヤー, Robert J. Sawyer, 内田 昌之
小説『ターミナル・エクスペリメント』ロバート・J. ソウヤー著。
医療機器メーカの技術者兼社長が脳波を探る機械を開発中に人の魂ともいうべきものが死後出て行くのを発見。さらには友人の脳研究者と共同で、自分の人格の複製を作ってしまいます。
ひとつはそのままの複製。それから、肉体的な情報を消し魂をシミュレートしたもの、もうひとつは肉体の老化を消した不死のシミュレート。
が、そんな中、人格のコピーのどれかがやったとしか思えない殺人事件が立て続けに起こって、事件解決に奔走する羽目になるという話。
魂の存在を電気パルスで観測しようとするところとか、なかなかSF好みにも受ける要素あって、けっこう面白かったですよ。
犯人というか、犯行に及んだコピーが結局は×××で、不死とか魂とかの存在になってしまうとある意味、超然とし達観してしまうのはなるほどな〜って感じです。
エヴァのマギシステムとか人格移植コンピュータっていうのはぜひとも実現して欲しい夢のひとつですよ。
LEGO 8653 エンツォ・フェラーリ1/10