突然ですが、自転車に乗っていて猫とぶつかってしまいました。いや、むしろ猫の方から向かってきたんですが…
そう、あれは夕方くらいでした。
家も近く、のほほ〜んと自転車に乗っていたわけです。スピードはそんなにだしていませんでした。歩きと同じくらいか、せいぜい歩きよりちょっと速いくらいでしょう。「ああ、明日
ファミ通の発売日だな〜」とか思いながら乗っていたわけです。ゲームの記事に興味はさほどないんですが、連載されている漫画の「たかまれ!タカマル(だったっけ?)」は毎週読んでいるのです。まあ、立ち読みなんですが。
ふと右を見ると、ネコがやってきます。灰色をベースにした縞っぽいやつです。しっぽは短く、首輪の有無は確認できませんでした。
道路を横断して、とことこ歩いてきます。
今まで猫が自転車にぶつかってきた経験はなく、そういう話も聞いたことありません。スピードをだしている車ならいざしらず、用心深く素早い猫が自転車ごときにぶつかることなんてめったにないでしょう。
当然、猫は自転車をよけるなり、素早く通り抜けるなりするだろうと思い込んでいます。
猫が近づいてきました。ところが、猫はいっこうにこちらに気付いた様子がありません。そのまままっすぐ道路を横断してきます。
ありえないと思っていた状況にちょっとびっくりします。まあでも、とにもかくにも自転車のスピードをさらに落とします。
さあ、さらに猫が近づいてきます。もう、自転車の前輪の先端と猫との距離はほんの数十センチということろでしょう。
が、猫は自転車に気付きません。
さすがに、「やばいんじゃね?止めないと猫とぶつかるよ」と思いますが、「いやいや、用心深い猫が自転車に気づいてないなんてことあるわけない、接触なんてしないよ。」という心の声も聞こえてきます。
!!!ガ━━ΣΣ(゚Д゚;)━━ン!!
ぶつかりました!!!
猫の顔というか、肉っぽい塊が自転車と接触した感触が伝わってきます。
猫は前輪のスパークに顔からつっこんだようです。幸いにもかなりスピードを落としていたのでスパークはそれほど回っていなかった…と思います。
猫は慌てて身をひきます。一瞬「何が起こったんだろう?」という様子でびっくりしている様子が伝わってきます。ぶつかってはじめて自転車に気付いたようです。
それから慌てて道路をひきかえしてきました。
後続から自動車がきていたので自動車も猫にびっくりして急ブレーキをかけます。自動車も猫が見えていたからかスピードを落としていたようです。
後ろから自動車が来ていることは知っていたので、猫が道路を戻っていくときに車にひかれないか心配しましたよ。
自転車との接触で死ぬことはないでしょうが、車にひかれたらさすがに致命的でしょうから。
いやはや、猫も人間と同じようにまわりに無頓着になることがあるんですね〜。びっくりですよ。
結局、(スパークに血とかついていなかったので)猫は怪我とかしなかったと思うんですが、ちょっと後味の悪かった出来事でした。
ところで、犬より猫の方が車とかにひかれやすいっていいますよね?理由は犬は車がきてもそのままつっきるが、猫は一瞬躊躇して道路を戻ろうとするからだそうで…
今回のことを含めた経験から言っても、確かに犬と猫はそういう行動の違いがあるみたいですね…
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