ディープ・フリーズ(DVD) ◆20%OFF!
レコード店でもなんでもない
ホームセンターでぶん投売りされていたのでちょっと買ってみました。
『ディープ・フリーズ』
ひとことでいってB級パニック映画。
B級らしくストーリー展開にはまったく意外性がありません。閉鎖的な空間に閉じ込められて怪物に襲われ、次々と仲間が死に、最後に怪物をやっつけて、生き残った恋人2人は
死んだ仲間のことなんか忘れていちゃつく、という、まさにB級を王道でいくストーリー。観客の期待を全く裏切らない、こうなるだろうな、と思ったらそのとおりになるストーリー展開はいっそのこと気持ちいいくらいです。
しかし、B級映画としてはこれでいいのです。下手にストーリーをひねってあったりするとそれはA級映画、名作になる可能性がありますから。重要なのは怪物の正体が何かということでしょう。こういうパニック映画の評価は怪物の正体しだいで決まるといっても過言ではないでしょう。
怪物の正体はかなり意外なものでした。まさかこの生物を持ってくるとは…という感じです。未知の宇宙生物か何かを予想していたら…
なんと
巨大な三葉虫
しかも、水陸両方に適応し、極地方の寒さにも耐えられるというスーパー生物ですよ。正体を突き止めるのにDNA解析をするのですが…そのDNAが
スミソニアン博物館に保管されている先カンブリア紀の三葉虫の遺伝子に一致するというすごさ。映画の怪物よりもスミソニアン博物館がどうやって先カンブリア紀の生き物の遺伝子を手に入れたかの方が気になります。スミソニアンすごすぎだぜ!
ちなみにこの場面で遺伝子解析をしているね〜ちゃんが三葉虫は本来とっても小さいものだとか大嘘を平気でついています。確かに数センチくらいの小さいものもいるのですが、三葉虫にはたくさんの種類があって数センチから数メートルの巨大なものまでといろいろといたようです。
さて、現代によみがえった巨大三葉虫。ぶっちゃけ
巨大フナ虫に見えますが、陸というか基地内をごきぶりのようにすばやく動きまわる様は一見の価値ありです。水中でもないのに
巨大ゴキブリげふン…巨大三葉虫がうろちょろして人間を襲うというアイデアは突飛。
つか、そのあたりの時代の生物をもってくるんだったらアノマノカリスとかの方が迫力あるしよかったんじゃ…
2002年の作品にしては
フナムシ三葉虫のつくりとか映像がしょぼい気がしますが…まあ、B級映画としてB級なみに楽しめた映画でした。
ちなみに巨大フナムシは実在します。深海に生息し、大きくて40cmくらいらしいですが、実物見たらひく自信があります。
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